こんにちは、アジアン食器専門店サラヤシキの藤井です!前回に引き続き、バッチャン村珍道中第二弾です。
バッチャン村に到着してはや1時間。ふと偶然入ったお店の人に「日本からバッチャン焼きを仕入れに来ました」と勇気を出して伝えてみたところ、とても手厚い歓迎を受けました。オーナーらしきおじさんに「乗りな」と唐突にバイクに乗せられ、販売店とは離れた場所にある自社工場へと案内してくれました。あまりの急展開に戸惑いながらも、食器をひとつひとつ手作りしている現場はとても興味深く、また貴重な体験をさせてもらいました。
所狭しと並ぶ食器の数々は、まさに圧巻!これから職人たちがひとつひとつ絵付けをしていきます。ちなみにバッチャン村には絵付け体験ができる工房もいくつかあるようです。
こちらは絵付けが完了した壺。繊細な色使いがとても綺麗でした。大きな壺は日本に持って帰られないのが残念です。窯入れ前なのでまだ土っぽいマットな質感ですが、これを焼くことでツルツルの陶器になるのが何だか不思議ですね。
オーナー夫妻のお話しによると、バッチャン焼きは1,300℃という高温で24時間も焼くのだそう。長時間の高温焼成だから、とても硬くて丈夫に仕上がり、普段使いとして重宝するようです。長年守られてきた伝統的な製法を踏襲しつつ、常に新しいデザインが生み出されているバッチャン焼きからこれからも目が離せません!
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はじめてのバッチャン村②