生姜、レモングラス、ニンニク、唐辛子、クミンなど、タイ料理に必要不可欠なスパイスの材料

こんにちは、アジアン食器専門店サラヤシキの藤井です!
先日セラドン焼きの仕入れで行ったチェンマイ出張でタイ料理の料理教室に行ってきました。食器を知ることは、食文化を知ることである!ということで、タイ食器を販売する者の務めとしてタイ料理をもっと深く知ろうという試みです。

この日(2023年10月26日)は、ハノイからチェンマイに到着した翌日でした。事前にネットで予約した際「当日の朝8:00~8:30のあいだにホテルへ迎えに行くので、準備してロビーで待っていてくださいね」と言われていたので、言われた通りにコーヒーを飲んで待っていました。すると8:20頃にワゴン車で迎えに来てくれたのですが、私たちが最後だったらしく既に十数人が乗っていました。いずれも欧米の方ばかりでしたが、旅行先でタイ料理を習いたい人がこんなにいるものかと少し驚きました。この料理教室ではまず市場に行って食材の説明、それからキッチンスタジオへ移動して調理開始という流れでした。

タイ料理の料理教室に参加した際、開始前に自家農園の見学体験がありました。

こちらのキッチンスタジオには自家農園が併設されていて、調理開始前にハーブやスパイスの説明を受けました。実際に摘んでみたりハーブを食べてみたりと、体験型プログラムが盛り込まれていて楽しいひとときでした。ちなみに当日は農園に入るので虫よけ必須であることも事前に知らされていました。とても親切で抜かりない印象です。

タイ料理の代表格でもある春巻きの調理準備風景

さていよいよ調理開始です!まずは春巻きですが、これだけは先生が作るのを全員で見るという方式です。この料理教室では、カレーペーストを含めてひとり5品作るのですが、春巻きだけは全員必修になっていて、みんなで見て学ぶことになっています。材料の説明から調味料の説明、調理手順まで丁寧に解説してくれました。英語が苦手な私でも十分理解できる内容でした。

完成したのがこちら!写真左がパッタイ、右がフライドライスです。調理が始まってしまうと集中してしまいなかなか写真を撮るタイミングがなく…すみません。パッタイは言わば焼きそば、フライドライスは炒飯ですが、どちらもやっぱりタイ料理だなと感じる味付けがされています。どちらもとても美味しく仕上がりました。余談になりますが、インドにも焼きそばに近いチョーメンやフライドライスもありますが、見た目は似ていてもやっぱりその国独特の味付けがあり、全然違う美味しさがあるのが面白いですね。

タイ料理の料理教室で作ったカレーペースト

こちらの料理教室では市販のカレーペーストを使わず、自分たちで調合して作る体験も盛り込まれています。材料を入れて『クロックヒン』と呼ばれる石臼ですり潰してペースト状にします。数人に分かれてゴリゴリやるのですが、これがなかなかハードで大変でした。またグループに分かれて共同作業をするので、みんなでわいわいコミュニケーションを取っている中、私は自分の英語力の無さがとてももどかしい想いでいっぱいでした。もっと勉強せねば…

本当はこのペーストを使ってチェンマイの名物料理である『カオソーイ』も作ったのですが、残念ながら写真を撮り忘れてしましました。朝9時からスタートして13:30頃までキッチンスタジオにいたので結構ボリュームのある内容で満足でした。苦労して作った料理の味はまたひとしおで、お腹がはちきれそうなほど食べました。
数日後にメールで全メニューのレシピがPDFで送られてくるので、これで800バーツなら十分価値のある料理教室だと思います。チェンマイで本格的なタイ料理を学びたい人は是非!
>>Smile Organic Farm Cooking School

食品衛生法の検査を受けた安全なバッチャン焼き・セラドン焼きを販売するサラヤシキ
タイ料理の料理教室へ行ってきました
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