こんにちは、アジアン食器専門店サラヤシキの藤井です！
タイ国内には様々な少数民族が住んでいます。その中でも最も有名なのが、山岳民族である『モン族』ではないでしょうか。鮮やかな刺繍が施された民族衣装は、まさに芸術品！この美しいモン族の布はポーチやアクセサリーに姿を変え、タイのお土産の定番として絶大な人気を誇っています。バンコク市内のお土産屋さんや空港でも販売しているので、タイに一度でも行ったことのある人であれば、モン族という名前は知らなくても「あ、なんか見たことある！」という方は多いのでは？

しかし、バンコク市内のお土産屋さんで手に入るのは、お土産用に加工されたものが中心で、価格も観光客向け。もっとコアなモン族フリークの方には、ちょっと足を伸ばしてチェンマイのモン族市場がお勧めです。市街地から徒歩でも行ける距離にあり、ここでしか買えないマニアックなアイテムが沢山並んでいます。

クロスステッチの古い民族衣装を解体した古布が山のように！興味のない人にとっては「何に使うの？」って感じですが、好きな人にとってはまさに宝の山。好きな配色や模様のものを探していると時間がたつのを忘れます。大き目の布はテーブルクロスに使ったり、額に入れて飾ってもお洒落ですよ。お値段は交渉次第ですが、市街地に比べると全体的に安く、ボラれたり吹っ掛けられたりもほとんどありません。極端な値下げ交渉をしない限り、優しく対応してくれます。

色鮮やかで繊細な布。手に取ってみると、手間暇がかかっていることがよくわかります。手芸が得意な人は、この布を使って雑貨や服にアレンジしても面白いかもしれませんね。もちろんただ飾っておくだけでも存在感は十分です。
モン族市場はチェンマイのひと味違った観光にオススメ！中心地から徒歩でも行ける距離なので、ブラブラと散策しながら寄ってみるのもいいかもしれませんね。