こんにちは、アジアン食器専門店サラヤシキの藤井です!今日はちょっと変わった私の旅行スタイル(?)についてお話しします。
これはサラヤシキを始める前から続けていることですが、私の旅行理念は常に「手ぶらで行って大荷物で帰る」です。なるべく少ない荷物で行き、なるべく多くの戦利品を持ち帰る。それに命を懸けていると言っても過言ではありません。
エアアジアやピーチ、ベトジェットエアなどのLCCでは、受託手荷物はオプション扱いとなり、必要な人だけが追加料金を支払います。もちろん機内食も同じで、航空券代はあくまで人を運ぶための最低料金であり、預け荷物や食事、席の指定、コーヒーの1杯まですべて有料オプション。とても公平で合理的なシステムなのです。
かつてどの飛行機にも必ず機内食が付いてきた頃は無料なのをいいことに全力でビールを飲みまくったものですが、もうそんな時代ではなくなったようです。
受託手荷物が有料となった今、往路は機内持ち込みの小さな荷物だけ、復路は現地で買ったスーツケースを預けるというのがベスト。そもそも「現地で買ったものを入れる箱(スーツケース)を持っていくために追加料金を支払う」という行為自体が精神衛生上良くないです。それならいっそスーツケースも現地調達でいいじゃん!というわけで、7年くらい前からこのスタイルが定着しました。以下メリットとデメリットをまとめました。
メリット①:少ない荷物で移動がラク
メリット②:往路の受託手荷物は追加不要
デメリット①:スーツケースを買いに行く手間がかかる
デメリット②:家のスーツケースが無限に増える
【解説】
航空会社にもよりますが、受託手荷物は大体20kg~追加が可能です。料金もバラバラですが、私の体感では片道5,000円~6,000円くらいの印象です。対するスーツケースですが、これもバンコクなら同じくらいの価格で買えます。つまり決して得をするわけではないのですが、空のスーツケースを持ち運ぶ手間が省かれることと、空のスーツケースのために追加料金を支払う悔しさがなくなることが主なメリットと言えます。
旅行前でこれからスーツケースを買うという方にはメリットが大きくなります。楽天やヨドバシで大きなサイズのスーツケースを買うと1万円くらいはします。この方法なら、①現地での移動がラク+②受託手荷物追加不要+③最終的にスーツケースが手に入るの一石三鳥です!日本でスーツケースを買って手荷物を追加して…という正攻法に比べて1万円くらいの費用を抑えることができます。
タイのスーツケースなんて信用できるの?という方もいらっしゃるかもしれませんが、その心配はありません。これまで色々な場所で何度も買ってきましたが、どれひとつ品質が劣るものはなく、日本で買ったものと何ら変わりありません。
では次に、バンコクでスーツケースを買う際にお勧めの店をご紹介します。結論から言うと、『Big C』の一択です!絶対に『Big C』がオススメです!
ビッグCは広くてピカピカなチェーンのショッピングモールですが、なぜかスーツケースはこれまで見てきたどの店よりも圧倒的に安いです。昔は安宿街であるカオサンロード付近で買っていたこともありましたが、それよりもずっと安くてキレイです。そしてきちんと値札が貼ってあるので値段交渉の手間もかかりませんでした。
私が購入したのはこちら。これのホワイトを買いました。28インチという特大サイズで999バーツ(4,000円ちょっと)!これまでの記録を大幅に更新する安さで、しかも間違いのない品質でした。今回はこれが最安値でしたが、他にも種類が豊富でもう少しグレードの高いものもあります。私は沢山入れば何でもいいのですが、カラーやデザインに拘りたい人でも十分満足できる品揃えでした。
ここまで力説たものの、正直この方法が良いかどうかは時と場合によると思います。すべての人に当てはまるわけではありません。実際私も必ずそうするわけではなく、場合によっては最初からスーツケースを持って行くこともあります。
大事なのは臨機応変。時と場合に応じて選択肢は多く持っているに越したことはありません。飛行機のチケットを買うときや現地でのスケジュールを考えるとき、費用や手間を天秤にかけて選択肢のひとつとして参考にして頂けると嬉しいです。